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ー外壁塗装が劣化する原因とは?補修費用や予防対策を紹介ー

2024.3.22

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外壁や屋根に施された塗装は、時間が経つにつれて紫外線・風雨などの自然環境にさらされ、少しずつ劣化します。劣化が見られる外壁には、建物全体の安全を守るためにも適切な時期に補修作業が必要です。

 

では、具体的にどのような症状が劣化の兆候なのでしょうか。

この記事では、外壁塗装の主な劣化原因と補修作業の費用目安、さらに損傷を防ぐための対策を紹介します。

 

外壁塗装が劣化する原因

外壁塗装が時間とともに劣化する主な原因は、以下の3つです。

 

・環境的影響

・外壁塗料の耐用年数

・外壁建材の耐久性

 

複数の原因が組み合わさることで、外壁にチョーキング(塗料が粉を吹く現象)やひび割れ、汚れ、剥がれなどの劣化症状が生じます。

 

 

環境的影響

劣化症状の主な原因の一つは、環境的影響です。環境的影響には、紫外線や日光、温度変化、風雨などの気候条件が含まれます。

紫外線や風雨など外的要因に日々さらされることで外壁塗装は徐々に劣化していきます。天候の影響を受けなければ、外壁塗装の劣化スピードは緩やかになるといっても過言ではありません。環境的な要因は避けられない劣化要因であり、あらゆる建物において起こることです。

 

外壁塗料の耐用年数

外壁に使用される塗料の耐用年数も、劣化する原因の一つです。耐用年数とは、塗料が持つ自然な寿命のこと。塗装に使われる塗料の種類によって持続期間は大きく変わり、以下が一般的な耐用年数の目安です。

 

アクリル塗料:約6~8年

ウレタン塗料:約8~10年

シリコン塗料:約10~15年

ラジカル塗料:約12~15年

光触媒塗料:約13~20年

フッ素塗料:約15~20年

無機塗料:約20~25年

 

選択する塗料によって、耐用年数は大きく異なります。耐用年数が長いものは費用が高くなる傾向があるため、予算とのバランスも考慮しながら選びましょう。

 

外壁建材の耐久性

外壁塗装を施される建材にも耐久性・寿命があり、外壁材自体の耐用年数に大きく関わります。

サイディングやレンガ、コンクリートなど、使用される建材は多岐にわたり、各素材により耐用年数は異なります。ご家庭の外壁塗装の耐用年数が知りたい場合は、知識と経験が豊富な業者に一度確認してもらうと良いでしょう。

 

 

外壁塗装の補修にかかる費用相場

地域によって多少差はありますが、外壁塗装の大規模な補修には約80万円~150万円が費用相場です。費用面に影響する要素は、主に以下の3つがあります。

 

・建物の大きさ

・劣化状態

・使用する塗料の種類

 

各内容を確認し、予算を決める際の参考にしてください。

 

 

建物の大きさ

外壁の補修費用については、建物の大きさが大きく関係します。建物の規模が大きいほど多くの費用が必要となるのが一般的です。

また、建物の形状も外壁塗装費用に影響を与える要因の一つです。複雑な形状の建物は、表面積の増加や足場の設置が複雑になるため費用が上昇する可能性があります。

基本的な箱型の住宅においては、メンテナンスが比較的容易なため低コストで行えるでしょう。

 

 

劣化状態

外壁塗装の劣化状態も、費用に大きく影響します。約80万円~150万円という費用相場は、最も深刻な状態、すなわち完全な再塗装が必要な場合を想定した費用の目安です。

劣化状態が軽度であり、部分的な補修や高圧洗浄のみの場合は高額にはならないでしょう。

条件によってはより低コストで補修可能な場合もあるため、信頼できる外壁塗装業者を選び、見積もりを依頼することをおすすめします。

 

 

使用する塗料の種類

外壁塗装の本格的な補修を行う際は、使用する塗料によって費用は変動します。たとえば、アクリル塗料は耐用年数は短いものの、コストを抑えて塗装することが可能です。一方、フッ素塗料や酸化チタンを含む機能性塗料は、価格が高くなる傾向があります。

耐久性が高く劣化に強い無機塗料を選択した場合は、約80万円~150万円という費用相場を超える可能性もあるため慎重に選んでください。

 

 

外壁塗装の劣化を防ぐための対策

外壁塗装の劣化を防ぐための対応策は、以下の3つです。

 

・適切な塗料選び

・定期的な点検

・外壁の洗浄

 

経年劣化は避けては通れませんが、可能な限り長く維持できるよう対策を施せば、リフォーム費用を抑えることにもつながります。紹介する内容を確認し、実践してみてください。

 

 

適切な塗料選び

新築時や外壁塗装のリフォームを検討する際は、将来の劣化を考慮して塗料を慎重に選ぶことをおすすめします。たとえば、耐候性に優れた塗料や、機能性を持つ塗料を選ぶことで劣化スピードを緩めることができます。

耐候性に優れた塗料の例としては、フッ素塗料があります。フッ素塗料は紫外線に対する耐性が高く、長期にわたって紫外線を浴び続けても劣化しにくいのが特徴です。紫外線は主な劣化原因であることから、フッ素塗料は防止策として理想的といえるでしょう。

また、機能性のある塗料としては、光触媒塗料があげられます。光触媒塗料は、紫外線に反応して外壁の汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング効果が期待できる点がメリットです。ただし、塗料の色が限られていることや、日陰では効果が薄れる可能性がある点には注意が必要です。

 

 

定期的な点検

外壁塗装の劣化を抑制する対策の一つは、定期的な点検を行うことです。外壁塗装の専門業者による定期的なチェックを受けることで、早期に必要な補修を施し、外壁の持続性を高めることが可能です。

専門業者による点検は、表面的な問題だけでなく目の届かない建物内部の問題においても早期発見が期待できるでしょう。

 

 

外壁の清掃

外壁の定期的な清掃も、劣化や損傷の進行を遅らせるのに有効です。コケや藻は、塗装を劣化させる原因となるため、定期的に除去することが大切です。

家庭用の高圧洗浄機でも軽度の汚れは除去可能ですが、より効果的な洗浄を求める場合は、専門業者による高圧洗浄の利用を検討すると良いでしょう。

 

 

 まとめ

外壁塗装が経年劣化する主な原因には、紫外線の影響や使用された塗料の耐久性があります。チョーキングやその他の劣化現象が見られた場合、劣化状態に応じた適切な補修を行うことが大切す。

今回ご紹介した劣化予防策を取り入れると、ご家庭の外壁をより長く安全な状態で維持できるでしょう。

気になる劣化の兆候が見えたら、早めに専門の外壁塗装業者への相談がおすすめです。

私たち京都ルーフテクノでは、外壁塗装のご依頼も数多くいただいており、豊富な経験と実績があります。点検の際はドローンを使用し、目の届かない高所部分の状態を確認することが可能です。

 

診断とお見積りは無料ですので、外壁の劣化が気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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