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ー外壁塗装で行う下塗りの重要性とは|依頼する際のポイントも紹介ー

2024.5.17

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外壁塗装の工程にはいくつかのステップがあり、なかでも「下塗り」は特に重要な役割を果たしています。

 

下塗りは、建物の外観を美しく保ち、さらに耐久性を高めるために不可欠な工程です。

 

この記事では、外壁塗装で行う下塗りの重要性と、施工を依頼する際のポイントを解説します。

 

住まいの外壁塗装を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

外壁塗装工事の流れ

外壁塗装工事では、大きく分けて以下の3つの工程があります。

 

  1. 下塗り
  2. 中塗り
  3. 上塗り

 

順に紹介します。

 

1.下塗り

下塗りは塗料の発色を改善し、耐久性を向上させるための基本となる工程です。塗装の接着を助けると共に、外壁の凹凸を平滑にする効果もあります。

 

外壁塗装は、新築またはメンテナンスの際に施される工事です。新築では新しい外壁材に塗装が施され、建物が古くなって塗装が損なわれた場合には、補修として再塗装が必要です。

新築と再塗装、どちらの場合でも、下塗りは塗装の効果を十分に発揮するために非常に重要な工程といえます。

 

2.中塗り

中塗りは、下塗りが十分に乾燥したあとに行う工程です。施工の品質を保つためにも、一つひとつの工程で塗料を乾燥させることが大切となります。中塗りは塗装の厚みを増やす効果があり、下塗りをカバーする役割を担っています。

 

3.上塗り

外壁塗装での最終的な塗装工程が上塗りです。上塗りは、建物の外観を仕上げる工程であり、補修前のひび割れや剥がれといった劣化症状もきれいな状態に修復します。

 

 

使用する塗料によって各工程の期間は異なる

下塗りから上塗りまでの工程を説明しましたが、塗料の種類によって各工程での乾燥時間に違いがあります。また、外壁塗装の初期段階には足場の組み立てや外壁の高圧洗浄などが必要です。

 

一般的な戸建て住宅の外壁塗装工事では、約10日間が工期の目安となります。乾燥時間を確保するために作業が中断される日もあることを知っておきましょう。

 

 

 

外壁塗装を段階的に行う理由

外壁塗装を段階的に行う理由として、以下の2つがあげられます。

 

  1. 防水性を高める
  2. 塗料の密着性と耐久性を高める

 

順に詳しく紹介します。

 

 

1.防水性を高める

外壁塗装の主な目的の一つは、建物を雨水や湿気から保護することです。経年で劣化した外壁塗装は、本来の防水性能が低下し、雨と湿気によってカビや汚れが生じやすくなります。

 

カビや汚れは放置すると、外壁から建物内への雨漏りを引き起こす可能性も。

そこで、塗料を層ごとに施すことで防水機能を高め、経年劣化してもすぐに大規模な損傷につながらないよう外壁塗装を行います。

 

 

2.塗料の密着性と耐久性を高める

塗料の密着性と耐久性を高めることも、外壁塗装を段階的に行う理由の一つです。なかでも下塗りは、新しい塗料が古い塗料や下地にしっかりと密着するために不可欠です。

 

外壁に古い塗料や汚れが残っている場合は下塗りで整え、中塗りや上塗りが効果的に行えるよう準備します。下塗りをしっかり行うことで新しい塗料の密着性が向上し、塗料の劣化や剥がれを防ぐ効果が見込めます。

 

 

 

 

下塗りの種類と役割

外壁塗装に行われる下塗りの種類は、主に以下の3つです。

 

  1. シーラー
  2. フィラー
  3. プライマー

塗装工事の成功には、外壁の状態に適切な種類の下塗りを選ぶことが大切です。

以下で詳しく見ていきましょう。

 

 

1.シーラー

下塗りの一つであるシーラーは、あとから施される塗装の密着を助ける役割を持っています。また、上塗りの塗料が外壁材や下の建材への浸透を防ぐブロッキング効果もあります。

 

シーラーには油性と水性のものがあり、外壁材に応じて適切に選ぶことが大切です。

 

2.フィラー

フィラーとは、すでに外壁にダメージや凹凸がある場合に使用される下塗り材です。中塗りや上塗りを美しく仕上げるために、既存の塗装を整えるために使われます。

 

シーラーと似た用途で使用されるものの、異なる製品であるため、正確に使い分けることが求められます。

 

3.プライマー

プライマー塗装は、特に金属サイディングに多く採用されています。使用方法はフィラーと似ていますが、プライマーを金属サイディングに使う場合は注意点があります。

 

プライマーにはサビ除去の効果はないため、年月が経ってサビが生じた金属サイディングにおいては、塗装する前にサビ落としの作業が必要です。

 

 

 

下塗りが重視される理由

外壁塗装においては、下塗りの必要性が注目されています。年数を経た外壁塗装には凹凸が生じ、そのままの状態で直接塗装を施すと見栄えが悪く、ひび割れも起こる可能性があるからです。

 

美しく長持ちする補修工事を行うには、下塗りは欠かせない工程です。

 

 

信頼できる外壁塗装業者の選び方

住宅の耐用年数を延ばすには、信頼できる業者に依頼することが大切です。信頼できる業者を見つけるための一つの方法は、複数の会社から見積もりを取得すること。

 

見積もり書は単に費用を確認するためだけでなく、業者の対応や施工品質を判断する際にも有効です。不明点や疑問は遠慮せず質問し、良い業者を見極めましょう。

 

また、価格だけで業者を選ばないことも大切です。安価な見積もりを提示する業者も見られますが、低価格であることのみを前面に出す業者はおすすめできません。施工内容や扱う塗料の品質においての説明をしっかりと行う業者を選ぶことが、塗装工事の失敗を防ぐためには重要です。

 

 

まとめ

今回は、外壁塗装における下塗りの重要性を詳しく説明しました。外壁塗装の下塗りは、建物の美観と耐久性を保つうえで非常に重要な工程です。

 

適切な下塗りを施す業者を選ぶには、見積もりを取得し、疑問点があれば質問することをおすすめします。丁寧な説明がある業者であれば、納得のいく外壁塗装工事が実現できるでしょう。

 

京都ルーフテクノでは、皆さまの安心・安全な暮らしに貢献するため、屋根工事や外壁工事を承っております。

 

お住まいの外壁診断においては、プロの目でしっかりと確認し、工事を行う際も各工程について分かりやすくご説明いたします。お客さまがご納得のうえ、契約・工事へと進めてまいりますのでご安心くださいませ。

 

外壁塗装について気になる方は、ぜひお気軽に当社へお問い合わせください。

 

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