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ー屋根が雨漏りする原因とは?一時的にできる処置と予防策ー

2024.3.22

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屋根が雨漏りすると、誰もが驚いて慌ててしまうのではないでしょうか。雨漏りは住まいにとって重大トラブルの一つであり、発生する理由は多岐に渡ります。

この記事では、雨漏りの主な原因や自分で実施可能な一時的な処置、日常で取り組める予防策をご紹介します。

専門業者による修繕の必要性についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

 雨漏り発生の原因

雨漏りを引き起こす主な原因は、以下の5つです。

 

  • 屋根材の損傷
  • 窓サッシや天窓の不具合
  • ベランダやバルコニーのひび割れ
  • 外壁のひび割れ
  • 給排水設備のすき間

 

屋根だけではなく、さまざまな要因が重なることで雨漏りは起こります。普段の生活では気に留めない箇所が原因となっている場合もあるため、定期的にチェックすることが大切です。

 

 屋根材の損傷

雨漏りのなかでも、主な原因となるのが屋根の損傷です。台風や激しい雨、大雪などにより屋根材が破損し、雨漏りが発生することも多くあります。

屋根材の劣化や穴・ひび割れが見られる場合は雨漏りにつながる可能性が高いため注意が必要です。

また、屋根の施工不良も雨漏りのリスクを高める要因の一つと考えられます。

 

窓枠や天窓の不具合

窓枠や天窓のシーリング剤の劣化・ひび割れも、雨漏りの原因の一つです。シーリング剤がひび割れたり縮んだりすることですき間生じ、雨水が侵入してしまいます。

特に年数が経過した建物では、劣化が進んでいる可能性が高いため注意が必要です。

 

ベランダやバルコニーのひび割れ

ベランダやバルコニーの防水層に生じたひび割れから水が侵入し、建物に雨漏りをもたらす場合があります。外からは見えない配管の損傷が原因であることもあり、特定しづらいのも難点といえるでしょう。

防水層の劣化も雨漏りの原因となるため、耐久性のある材料の選定や適切な施工が求められます。

 

外壁のひび割れ

外壁にできたひび割れやすき間から雨水が侵入し、雨漏りを引き起こすケースもあります。ひび割れは地震や建物の経年劣化が原因であることが大半です。

外見では小さなひびでも、内部では大きな損傷がある可能性もあるため、発見した時点で専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。

 

給排水管のすき間

給排水管が外壁や防水シートを通過する際のすき間も、雨漏りが発生する原因の一つです。すき間は、主に建物の設計段階や施工時の注意不足によって起こります。

給排水管の接続部分や、通過点のシーリング処理を適切に行うことが大切です。

 

  

雨漏りではない可能性もある?

住まいに起こる水漏れの原因は、すべてが雨漏りによるものというわけではありません。水漏れが起こるほかの原因としては、漏水や結露があげられます。

漏水とは、水道管や配水管などの水回り設備から水が外に漏れ出てしまう状態です。配管の割れや接続部位のゆるみ、さらには配管自体の劣化が原因で起こります。

結露は雨漏りと誤認されがちですが、室内と外気の温度差が原因で、窓や壁に水滴が発生する現象です。特に冬場に多く見られ、断熱性の問題や不十分な換気が引き起します。

 

雨漏りと漏水、結露などによる水漏れを区別するのは、一般人には判断しにくいものです。正確な診断と適切な対応策を得るために、水漏れの問題に精通した専門業者へ相談することをおすすめします。

 

 

雨漏りが発生した際の一時対策

雨漏りを発見した際には、見過ごすことなく迅速に対処することが大切です。放置すると、水滴が落ちた床材の腐食やカビの発生など、さらなる被害を引き起こす可能性があります。

自ら実施できる一時的な対応策として、以下の3つを紹介します。

 

・床を保護するためにバケツやタオルを使用する

・雨水の侵入を防ぐためのカバー措置を行う

・雨漏り現場の写真を撮る

 

雨漏りを発見した場合は迅速に適切な対策を講じることで、あとのトラブルを最小限に抑えることが可能です。

 

床を保護するためにバケツやタオルを使用する

雨漏りの際に自ら行える一時対策として、バケツやタオルの使用があります。雨漏りによって床が濡れると腐食やカビの発生リスクが高まるため、バケツやタオルなどを利用して保護しましょう。

水滴が直接家具に落ちる場合は、速やかに移動させて損傷を避けることも大切です。

 

雨水の侵入を防ぐためのカバー措置を行う

雨水の侵入を防ぐためのカバー措置も、自分でできる一時対策の一つです。漏水箇所が明確な場合は、防水シートやビニールを使って雨水の侵入を防ぎましょう。

ただし、屋根に上る行為は大変危険なため自身で行わないよう注意してください。屋根へ登って対処するには専門の技術と安全対策が必要です。

 

雨漏り現場の写真を撮る

自らできる一時的な対策として、雨漏り現場の写真を撮ることも大切です。漏水している箇所を写真に収めておくと、あとの修理工程がスムーズに進みます。

正確な状況を伝えられるだけでなく、保険請求時の証拠としても有効となるため、被害状況はできるだけ詳細に記録しておきましょう。

 

 

雨漏り防止のための対策

雨漏りを防ぐための予防策には、以下の3つがあります。

 

・普段からの点検を心がける

・定期的にメンテナンスを実施する

・屋根の大規模な改修を検討する

 

事前に雨漏りを防ぐには、日々のチェックと適切な時期でのメンテナンスが不可欠です。専門家によるメンテナンスは、雨漏りのリスクを大幅に軽減し安全で快適な住まいを維持することにつながります。

 

普段からの点検を心がける

雨漏り防止のための対策として、普段からの点検が大切といえます。日頃から屋根や天井に異常が生じていないかをチェックすることで、雨漏りや兆候の早期発見につながります。

屋根瓦がずれていないか、板金部分の浮きやコーキング材の剥がれがないかなどを定期的に確認しましょう。

 

定期的にメンテナンスを実施する

定期的にメンテナンスを実施することは、雨漏り防止の対策として有効です。専門業者に屋根の定期的な検査やメンテナンスを依頼することで、損傷があっても早期に発見でき、将来の修理コストを抑えられます。

小さなダメージであっても、放置することで時間の経過とともに大きな問題へと発展する可能性があるため、発見した際は迅速に対応しましょう。

 

屋根の大規模な改修を検討する

屋根が大きく老朽化している場合は、全面的な改修を行うことが最善策といえます。

屋根材や塗料の経年劣化は避けられないため、被害が大きくなる前に改修の検討を始めることが賢明です。

 

 

雨漏りが発生した際は迅速に専門業者へ依頼を

雨漏りの原因は多岐にわたり、屋根の損傷以外にも窓枠やベランダ・外壁・給排水管のすき間などが考えられます。また、雨漏りのように見えても実際には漏水や結露の可能性もあり、正確に判別するには専門的な知識が必要です。

雨漏りが発生した際の応急措置としては、床の保護のためにバケツやタオルを活用し、雨水の侵入を阻止するためにカバーをする方法が効果的です。修理の際に必要な情報として、雨漏りしている箇所の写真撮影も忘れずに行いましょう。

予防策として、日頃の自己点検や専門業者による定期メンテナンス、時にはリフォームも有効な手段です。小さなダメージでも、見過ごすと修理コストが増大する問題に発展する恐れがあります。

 

屋根の雨漏りに気付いた場合は、信頼できる専門業者に連絡し、適切な措置を講じることが大切です。

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