ー屋根工事の流れを知ろう!初めての依頼も安心の基礎知識ー
2024.4.26
初めて屋根工事を依頼する際は、施工の流れがどのようなものか気になる方も多いのではないでしょうか。建築関係の用語は専門的な言葉が多く、わかりにくいですよね。
この記事では、屋根工事がどのように進んでいくのかを具体的に説明します。
お住まいの屋根工事を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
屋根工事の基本的な流れ
建物の屋根は日々紫外線や雨風にさらされているため、時間が経つにつれ劣化します。屋根が老朽化すると、家全体の美観が損なわれ、遠目にも劣化が目につくようになるでしょう。
屋根の老朽化が目立つようになったら、適切な時期にリフォームを検討し始めることが大切です。
では、屋根工事は具体的にどのような流れで実施されるのでしょうか。
一般的に行われる屋根工事の流れを、以下の4つのステップで説明します。
1.屋根材の確認
2.屋根工事の種類を知る
3.見積もりを取る
4.工事開始~完了
順に見ていきましょう。
1.屋根材の確認
屋根工事は屋根材に合った内容で行われるため、まずは自宅の屋根材を新築時の資料を参考に確認してみましょう。
主に使用される屋根材には、瓦・スレート・金属サイディング・トタンなどがあります。
2.屋根工事の種類を知る
屋根工事の際は、依頼する前に工事の種類について理解しておくことが大切です。
屋根工事には、以下のような種類があります。
- 屋根塗装(塗装で修復する)
- カバー工法(屋根材を上から重ねて張る)
- 葺き替え工事(全面的に屋根を入れ替える)
ほかにも、部分的な板金修理や瓦のずれの修正といった、比較的小規模な修理もあります。いずれの場合も、高所での屋根工事を安全に進めるための足場が必要です。
3.見積もりを取る
3ステップ目は業者への見積もり依頼です。見積もりを依頼する段階で、屋根工事の具体的な内容が決定されます。
屋根工事の見積もりは、複数の業者から取ることをおすすめします。適切な内容となっているか、複数の見積もりを比較し、相場を理解したうえで信頼できる業者を選ぶことが大切です。
4.工事開始~完了
依頼する業者が決まったら、ご自宅の状態に合わせた屋根工事が開始されます。工事のスケールについては、最大で約1ヶ月、小規模修理の場合は約1週間の見込みです。
工事期間中は足場で家がおおわれ、生活に不便さを感じることがあるでしょう。特に塗装工事では塗料の臭いが強く、窓を閉め切る必要があります。
すべての作業が終わり次第、足場が取り外され、工事完了です。
屋根工事の費用対策
屋根工事にはいくつかのステップがあり、内容によって異なるものの、足場の費用を含めて高額な工事費用が必要です。特に全面を取り替える葺き替え工事の場合は数百万円もの費用がかかることがあります。
多くの人が費用面を懸念して工事を先延ばしにしがちですが、屋根の損傷を放置すると、最終的には雨漏りを引き起こす可能性も。雨漏りを防ぐためにも、適切なタイミングでのリフォームが必要です。
では、比較的高額な屋根工事の費用にどのように対応すれば良いのでしょうか。以下の2つの方法を紹介します。
1.補助金や助成金の利用を検討する
2.火災保険の適用を確認する
ご自宅のリフォームに当てはまるものがあれば、申請することで費用を抑えて工事することも可能です。
1.補助金や助成金の利用を検討する
住宅リフォームには、さまざまな補助金や助成金が用意されています。各自治体によって利用できる制度は異なるため、屋根工事を検討する際は自宅のリフォームがどのような補助金を活用できるか調べてみましょう。
たとえば、耐震強化や太陽光パネル設置などは補助金の対象となることが多く、費用負担の軽減が可能な場合があります。
2.火災保険の適用を確認する
自然災害による屋根の被害がある場合、火災保険から修理費用をカバーできるかもしれません。保険の適用範囲は加入内容によりますが、台風や風害などが対象となることが多いでしょう(マンションの場合は家財保険が主となるため異なります)。
経年劣化は保険の適用外ですが、台風や竜巻といった自然災害で損傷した場合は、保険会社や代理店に相談し、保険金の支給を受けられるかを確認してください。
屋根工事期間中の困りごとへの対処法
屋根工事を行う際、施工期間中はどのように過ごすのが最適でしょうか。工事の進行中には、窓を閉め切ったり大きな音がしたりなど、不便さを感じることが多いものです。
以下では、主に騒音対策についてご紹介します。
屋根工事中の騒音
屋根工事の初めに行われる足場の設置では大きな騒音を伴い、自宅で穏やかに過ごすのが難しくなる場合があります。
ただし、足場設置の作業自体は通常一日で完了するため、長期間の騒音問題ではありません。また、重ね張り工法での屋根工事の場合は、板金加工の際に金属を扱う音が生じることがあります。この音も、短期間で終わるケースが大半です。
いつ、どの工程で大きな音が出る作業が行われるのか、事前に施工会社としっかり打ち合わせをしておきましょう。
在宅勤務をしていて騒音が気になる場合は、騒音が予想される工期中は別の場所で行うのも良いかもしれません。
工事が開始されてから問題が起こらないよう、施工内容や期間を詳細に確認し、そのうえで施工契約を結ぶようにしましょう。
まとめ
この記事では屋根工事の基本的な流れを紹介し、費用や起こりがちな問題について説明しました。屋根工事にはさまざまな施工法があるため、何が適切か迷った際は屋根工事の専門家への相談がおすすめです。
京都ルーフテクノでは、屋根のリフォームから簡単な修理まで幅広く承っており、施工実績豊富な職人が揃っています。
屋根の調査は、ドローンを用いて屋根に登ることなく安全かつスピーディに進められ、お客さまもご一緒に状態を確認していただくことが可能です。施工内容についても、お客さまのご要望をお伺いしたうえで最適なものをご提案し、丁寧に説明いたします。
屋根工事について疑問やご相談があれば、ぜひお気軽に当社へお問い合わせください。
京都・滋賀・大阪で屋根工事をお考えなら京都ルーフテクノへ!
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