新着情報

スレート屋根工事の補修とアスベストを扱う際の注意点

2023.6.16

Pocket

スレート屋根工事やアスベストについてなんとなく知っている人も多いのではないでしょうか。アスベストを扱う際には法律を遵守することが非常に重要です。

スレートは多くの住宅の屋根で使われています。トタンや瓦でも一般的に使われている材料なので、スレート屋根工事のメリットや補修方法、耐久性も知っておきましょう。

スレート屋根工事とは

スレート屋根工事は、建物の屋根にスレートと呼ばれるセメントを使用して行われる工事です。天然石スレートや化粧スレートは耐久性に優れています。

天然石スレートの特徴

天然石スレートは、自然の岩石から切り出される高品質な屋根材料です。天然石スレートは特定の地域でしか採掘されません。風合いや風格を持ち、耐久性が高く、寿命や防水性の点でも優れています。

また、耐火性や耐候性も備えており、さまざまな気候条件に対応できます。

化粧スレートの特徴

化粧スレートは、人工的に作られた合成材料です。天然石スレートと同様に美しい外観を提供し、屋根に高級感をもたらします。化粧スレートは、さまざまなデザインや色合いで提供され、建物のスタイルに合わせて選べます。

さらに、天然石スレートに比べて比較的低コストで入手できることが特徴です。化粧スレートは、軽量で施工が容易でありながら、耐久性や耐候性があります。また、保守やメンテナンスの手間も少なく、経済的な選択肢として多く利用されています。

スレート屋根工事では、まず建物の屋根の構造を調査し、必要な補修や補強を行います。補強後は、スレートを正確に配置し、専用の固定具で固定します。

スレートは個々に割られているため、職人の技術と経験が必要です。施工時には屋根の傾斜や水切りなども考慮し、適切な施工が行われます。

スレート屋根の劣化原因と時期

スレート屋根はその優れた特性から耐久性に富んでいますが、長い年月を経るとさまざまな要因により劣化する可能性があります。一般的に、塗り替えの目安は約10年程度、ヒビ割れが起きるのは約20年程度とされています。

気候条件がスレート屋根の劣化に影響を与えます。極端な気温変化や長期間の日射によりスレートが収縮・膨張し、ヒビ割れなどが生じてしまうのです。ほかにも、風や雨、雪などの自然災害による物理的なダメージも考慮する必要があります。

また、適切なメンテナンスの欠如も劣化を促進する要因です。定期的な点検や清掃、必要に応じた補修や補強が行われない場合、劣化の進行が早まる可能性があります。

適切なメンテナンスや補修が行われていれば、スレート屋根の寿命を延ばせます。劣化の兆候としては、スレートのヒビ割れ、色褪せです。このような兆候が見受けられた場合は、専門家による点検や修繕が必要です。

スレート屋根工事の補修

スレート屋根工事の補修には塗り替え工事とカバー工法、葺き替え工事があり、どの修理方法を選ぶかは、スレート屋根の状態や予算、修理の目的によって異なります。

専門の屋根業者と相談し、現地調査を行ってもらうことで、最適な修理方法を選べます。修理方法によっては、屋根の耐久性や美観にも影響があるため、慎重な判断が必要です。

塗り替え工事の特徴

スレート屋根の塗り替えは、外観の美しさと保護のために重要です。塗り替えは、年月の経過や気候条件によって劣化したスレートを新たな保護層で覆い、寿命を延ばす効果があります。

さらに、スレートの表面を洗浄し、傷や亀裂を修復する作業も含まれます。適切な塗り替えは、屋根材料を保護し、耐久性を向上させるだけでなく、外観を一新し、建物全体の美しさを引き立てるのです。

カバー工法の特徴

カバー工法は、スレート屋根の修理に広く用いられる効果的な方法になります。新たな屋根材料を既存のスレートの上に設置することで、屋根の老朽化やダメージを修復します。

カバー工法の最大のメリットは、既存のスレートを撤去する必要がないことと、大がかりな解体作業や廃棄物処理の手間を省けることです。

カバー工法は比較的迅速に施工が可能であり、費用面でもリーズナブルです。カバー工法を適用する前に、既存のスレートの状態や構造を詳しく調査し、適切な素材や施工方法を選択することが重要になります。

葺き替え工事の特徴

スレート屋根の葺き替え工事は、老朽化や損傷が進んだスレートを完全に撤去し、新しいスレートを葺き直す工事です。屋根の寿命を延ばし、建物をしっかりと保護するために必要な工事になります。

葺き替え工事では、まず古いスレートを取り外し、下地の点検や修復を行います。点検と修復を行ったあとは、新しいスレートを丁寧に配置し、適切な固定方法で取り付けます。

葺き替え工事は、建物の外観を一新し、屋根の寿命を延ばすうえで効果的な方法です。定期的なメンテナンスと適切な施工を行いましょう。

アスベストを扱う際の重要なポイント

スレート屋根工事においてアスベストを扱う際には、法律規制の遵守が非常に重要です。アスベストは健康に悪影響を及ぼす有害物質であり、多くの国や地域で取り扱いに関する厳格な法律と規制が存在します。

各国や地域には、アスベストの撤去や処理、廃棄物の管理に関する具体的な基準や手順が定められています。アスベストの取り扱いに関する安全性や環境保護のための法律です。

法的要件を満たすためには、適切な手続きと許可が必要です。アスベストを含むスレートの撤去や処理を行う場合には、事前に関連する当局や専門機関に連絡し、必要な許可を取得しなければいけません。作業においては、法的に認可された方法や施工基準に従いましょう。

まとめ

スレート屋根工事ではアスベストを扱うときがあるため、法律を遵守して工事を行わなければいけません。スレートは天然石スレートと化粧スレートがありますが、天然石スレート自体にコストがかかるため、化粧スレートが推奨されています。

補修はさまざまな工事の方法がありますが、劣化の様子を見ながら今の状態に合った補修を選択することがおすすめです。屋根のヒビ割れや傷の状態によって、家庭に合ったスレート屋根工事の補修方法が変わるでしょう。

定期的なメンテナンスも視野に入れることをおすすめします。

 

京都・滋賀・大阪で屋根工事をお考えなら京都ルーフテクノへ!

会社名
株式会社京都ルーフテクノ
住所
〒621-0046
京都府亀岡市千代川町北ノ庄下河原15-11
TEL
0771-20-8260
FAX
0771-23-8444
定休日
日曜

Contact

まずはお気軽に
お問い合わせください

営業時間 9:00~17:00 / 
定休日 日曜